ホーネットです。
私の米国株投資は11種の個別株で成り立っており、今後はこれらを定期的に買い増す予定です。今回は私がなぜこの11種を選んだのか、紹介したいと思います。
ホーネットの米国株ポートフォリオ
以下が私の現在のポートフォリオ11種です。並びは銘柄コードのアルファベット順にしています。
私の運用スタンスは、この11種の個別株を全て均等に保有することです。後述しますが、このポートフォリオは自分なりの分散投資であるため、特定の銘柄に偏ると分散効果が薄れてしまうのです。ですので、バフェット太郎氏の模倣ではありますが、買い増しする際はその時点で一番時価総額の低い銘柄を買うつもりです。
※注:現段階ではまだ一度も買い増ししていません。悪しからず。。。
マイポートフォリオ11種選定のワケ
ここからが本題ですが、私がなぜこの11種を選んだのか。それは以下3点の理由によります。
セクター分散
企業にはそれぞれ独自の特色がありますが、大枠でハイテク,資本財などといったセクターで分類されています。これらセクターは景気の動きによって似たような値動きをすることが多いです。最近ですとハイテクセクターの暴落が挙げられます。
このセクターですが、どれがいいというものではなくその時の市況(景気)によって、強弱が変わってきます。景気は循環しますから、どのような市況でも一定の利益を上げるためにはセクターの分散というのが大事になってきます。
では、私のポートフォリオ11種をセクターに分割してみましょう。
※括弧内はそのセクターが強い景気動向です。
- ハイテク(回復):アップル
- 金融(回復):JPモルガンチェース
- 資本財(好況):キャタピラー,スリーエム
- エネルギー(後退):エクソンモービル
- 生活必需品(不況):コカコーラ,プロクター&ギャンブル
- ヘルスケア(不況):ジョンソンエンドジョンソン,ファイザー
- 通信(不況):AT&T
- 公益(不況):サザン
約半数が不況に強い銘柄ですが、これはキャピタルゲインよりもインカムゲインを重視しているため、景気上昇局面で過度な値上がりは必要ないと考えているためです。
これだけ分散していると、特定のセクターが暴落したとしても、その影響は最低限に抑えることができます。
地域分散
全部米国企業だけど?と思われるかもしれませんが、私の選定銘柄の大部分は米国内だけでなく世界的に事業を展開している企業です。
米国企業であるため、株価が米国の景気等の影響を受けやすいのは確かですが、企業の本来の価値である利益構造は世界中に分散されていますので、地域分散の効果が期待できます。地域分散において新興国株がよく挙げられますが、新興国の企業に投資するよりも、新興国に進出している先進国企業に投資する方がはるかに安全だと私は考えています。
ちなみにサザンは米国内で事業を展開している企業ですが、公益株は地域性が高いので、セクターを優先し、地域分散は諦めました。。。
配当分散
これは完全に自己満足の世界ですが、私の保有銘柄の配当受け取り月度は以下の通りとなっています。
- 1, 4, 7, 10月:JPモルガンチェース
- 2, 5, 8, 11月:アップル,キャタピラー,プロクター&ギャンブル,AT&T
- 3, 6, 9, 12月:ジョンソンエンドジョンソン,スリーエム,ファイザー,サザン,エクソンモービル
- 4, 7, 10, 12月:コカコーラ
気づいてもらえましたかね?毎月配当金がもらえるんです!!
総額が多ければ、別に毎月もらう必要はないのですが、これは投資に対するモチベーション対策です。毎月配当金が入ることにより、『もっと配当金がもらえるよう買い増ししよう』、『投資資金をしっかり貯めよう』、という気分になってきます。
JPモルガンチェースを選んだきっかけは、正直、空白の1月に配当金がもらえるから!でしたからねw
さいごに
意外にも最初からきっちり考えた末のポートフォリオだということが分かっていただけたでしょうか?賛否両論あると思いますが、今後も運用報告をしていきますので、これが吉と出るか凶と出るか、見守ってもらえたらと思います。
なおインカムゲイン重視の投資であることを公言しているため書きませんでしたが、配当利回りや増配年数についてももちろん考慮しています。また事業の内容をきっちり理解していることと、倒産しそうにない企業であるという点は大々々前提でございます。
よく知らない企業に投資をすることはギャンブルに近いので、お気をつけください。
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