「配当率15%も!フィリピン株式 3選」新興国株式ってどうなの?

ホーネットです。
今回も気になる記事を発見したので、紹介しながらコメントしていきたいと思います。

配当率15%も!フィリピン株式「高配当優良銘柄」3選

https://gentosha-go.com/articles/-/34697

高配当銘柄を中心にフィリピンのおすすめ銘柄が3つ紹介されていますので、ここでは抜粋して特徴をご紹介します。

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GMA7(GMAP)

  • フィリピンの二大TV局の1つであったが、もう一方の「ABS」が撤退を余儀なくされたことにより2020年より独占的な位置付けとなった。
  • 直近1年は高収益を記録し、特別配当が実施された。その配当率はなんと15%!
  • 従来は配当率6〜8%であったが、今後は高収益が続くことが予想されるため、配当率も高水準を維持することが期待される。
  • 2022年はフィリピン大統領選挙の年なので、メディアが盛り上がることが予想される。
  • 外国人投資家は同社への直接投資はできないが、ミラー銘柄として同社の株価と連動する「GMAP」が用意されている。

現在、フィリピン最大のTV局としてほぼ独占状態とのことなので、収益は今後も期待できますね。15%というのは特別配当で実現した数字ですが、通常年でも高配当であることを考慮すると、今後も一定の水準は維持してくれそうです。

シェル・フィリピン

  • ロイヤルダッチシェルのフィリピン現地法人
  • 通常年間ベースで14〜15%の高配当を実施していたものの、2020年はロックダウンや原油価格下落により無配となった。
  • 事業は石油小売であり、石油精製は行っていない。
  • フィリピンでのEVシフトは緩やか。しばらくは石油需要は高いと予想される。

コロナ禍で低迷した石油市場ですが、最近は石油価格が上昇してきていますので、同社も配当復活が期待できます。しかしながら一度無配になったことから、一気に高配当と言える水準まで復活するとは考えにくいです。配当が復活して、様子を見てから買う形でも遅くはないと思います。本家であるロイヤルダッチシェルの動向にも注意が必要ですね。

SEMIRARA

  • 発電用の石炭採掘を行なっているマイニング企業である。
  • 政府の意向により石炭火力発電事業の拡大ができなくなり、逆風が吹いているが、石炭火力発電事業への新規参入ができないため、当面の間はブルーオーシャン。
  • クリーンエネルギー化は進んでいるものの、先進国に比べてペースは遅い。

こちらは石油以上に逆風が強そうですね。少なくとも石炭火力発電が今後拡大しないことを考えると、同社の利益も頭打ちになることが予想されます。長期投資は難しそうですし、一度減配してしまったら株価も崩れてしまう恐れもあります。同社の現在の配当に関しての情報は書かれていませんでしたが、一時の配当に目が眩んで購入してしまうと痛い目に遭いそうです。

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フィリピンの市場環境や通貨など(補足)

ではフィリピンの株式市場や通貨市場はどのような状況なのでしょうか?またどうやってフィリピンの株式を取得すれば良いのでしょうか?ここからは元記事の内容ではなく、私が独自に調べた考察となります。

市場環境

米国市場に上場しているETF「iシェアーズ MSCI フィリピン ETF(EPHE)」を直近10年で見てみると、20ドルから42ドルの間で推移しているものの上昇トレンドも下降トレンドも見受けられません。ボラリティは大きいもののレンジの中で推移しているという印象ですね。値上がり益を求めるよりも、配当重視の方が良さそうです。

通貨市場

フィリピンの通過は「フィリピン・ペソ」になります。直近5年間では1フィリピン・ペソあたり2.0〜2.3円程度となっています。こちらも株式市場と同様、レンジの中で推移していますね。為替変動が少ないので、為替手数料だけ気にしておけば問題なさそうです。

フィリピン個別株式の買い方

調べたところ、日本国内でフィリピンの個別株を買えるところは「アイザワ証券」だけのようです。しかしながら同証券でも今回ご紹介した銘柄の中で扱っていたのはGMAPだけでした。SBI証券や楽天証券といったネット証券大手が扱ってくれると嬉しいですが、今のところ投資信託やETFが中心となりそうです。高配当の享受はハードルが高そうですね。

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