GPIFがマイナス17.7兆円!?その真実とは

9. 雑記

ホーネットです。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の2019年度第4四半期結果がマイナス17.7兆円であったとニュースになっていますね。
不安を煽るようなタイトルですが、あくまでこれは全体の一部を切り取ったに過ぎませんので、このニュースの真実について話をします。

GPIFの運用実態とは?

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)とは文字通り国民の年金積立金を運用している独立行政法人です。

運用は下図の通り、株式と債券が半々くらい。債券は国内比率の方が高く、ややディフェンシブ寄りの十分に分散されたポートフォリオであることがわかります。

出典:GPIF 2019年度の運用状況より

運用資産額はなんと150兆円以上!!驚きの額ですね。

スポンサーリンク

2019年度の運用実績と累計実績

ではここから、GPIFの運用実績について見ていきましょう。

出典:GPIF 2019年度の運用状況より

上記が2019年度までのGPIFの運用実績です。2001, 2002, 2007, 2008, 2015, 2019年度で赤字となっていますが、全体的にプラスの年度の方が多いことがわかると思います。

2019年度の運用実績はマイナス8.3兆円でしたが、内訳は第1〜3四半期がプラス9.4兆円、第4四半期がマイナス17.7兆円となっています。この17.7兆円がニュースとして切り出されたのですね。ちなみにこの第4四半期のマイナスですが、2020年3月のコロナ禍による暴落が原因です。が、投資家の皆さんはよくご存知の通り、株価はその後大きく戻ってきていますので過度に不安になる必要はありません。あくまでマイナスは一時的なものです。

にしても報道機関は大きく運用益が出たときは静かにしておいて、損失が出たときだけ騒ぐというのが常套手段になってきていますね。また「年金返せ!!」とか「株みたいなギャンブルに国民の金を使うな!!」とかいう情弱集団が現れるのではないかと危惧しています。

2001年度からの19年間で累計57.5兆円も稼いでいるという事実を改めてこのブログで知らせておきます。GPIFのみなさん、世間が多少騒がしくなりそうですが、これからも頑張って運用してくださいね。

コメント