ホーネット@honelogです。
今回は私が読んだ書籍の中で是非みなさんにも読んでほしいと感じたものをご紹介します。
書籍概要
今回ご紹介するのはこちら!
『がんばらない戦略 99%のムダな努力を捨てて、大切な1%に集中する方法』
物語の概要
さらっと概要を説明します。
この本は何事も頑張る国「ガンバール国」出身の子どもが、頑張らない国「ガンバラン王国」を訪れ、様々なことを学んでいく物語となっています。頑張らないと聞くと怠惰なイメージを持ってしまいがちですが、この「ガンバラン王国」は「ガンバール国」よりも多くの実績を残している非常に優秀な国なのです。なぜガンバラン王国の国民は、頑張ることなく実績を残せるのか、そしてガンバール王国は頑張っているのに、なぜ実績を残せないのか、そんな疑問に一人の子どもが動き出します。
物語の中では主人公のミサキがガンバラン王国の様々な人に会って、色々な考え方や生き方を学んでいきます。ガンバラン王国の人々は習慣化や効率化、仕組み化など工夫して頑張らないための努力をしているのです。結果としてそれらは彼らの日常になり、より高い効果を発揮しています。
ここでガンバラン王国の人々が守っている、「頑張らなくても結果を出す十箇条」をご紹介します。
- 意志の力を節約するため、繰り返しやることはルール化する。
- 我慢のためにエネルギーを使わない。面白くするためゲーム化する。
- 多くのことをやらず、やるべきことをシンプル化する。
- 最初は意識が必要でも、繰り返すうちに無意識になる。自動化できるまで繰り返すこと。
- 効果が見えないと続かない。自分へのご褒美を見える化する。
- 人に宣言することでやり遂げようとする意思が生まれる。
- 同じ行動を同じタイミングで繰り返すとリズムが生まれる。
- 行動のきっかけをトリガー化するとスタートしやすい。
- 日々取り組んだことは記録化する。
- 苦手なことは苦痛になる。得意なことを見つけて楽しく取り組むこと。
なるほど納得!ということもあれば、何のことか分からないこともあるでしょう。その辺りの詳細は本編を読んでみてください。
私の感想
意識の高い人ほど様々なことに挑戦し、頑張っていますが、「頑張る」っていう言葉自体がちょっと無理してるよね?ということに気付かされます。周りから見ると頑張っていても、本人が「頑張っている」と感じているのか、「楽しんでいる」「当たり前」と感じているかでは大きな違いがあります。
何事も最初は「頑張る」必要がありますが、ずっと頑張るのは非常に難しいことですし、飽きてしまいますよね。飽きてしまうと当然結果は出ません。無理して続けても同じです。本書ではそうならないためにどうすべきかが非常に端的に記されています。
堅苦しくなく、楽しみながら最後まで読める本です。是非スキマ時間を使って読んでみてください。
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