投資信託を選ぶ際に注意したい点5つ

ホーネットです。

投資といえば株、投資信託、債券の3つが主流。
初心者なら少額で始めることができ、かつ分散効果の得られる投資信託がオススメ。

なんていう記事をよく見かけませんか?確かに間違ってはないと思いますが、投資の目的は「お金を増やすこと」なので、増えなければ意味がありません。勧められるがままに投資信託を購入し、損をした!なんていうことがないよう今回は投資信託を選ぶ上での注意点を記載していきます。

購入手数料はノーロードが主流

投資信託を選ぶときは、まず購入手数料を確認しましょう!投資信託は少額での積立が王道ですが、購入手数料を都度搾取されるのは非常にもったいないですし、最悪「手数料を払っただけ」で終わってしまう可能性もあります。

手数料って普通じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、ノーロード(手数料無料)の投資信託もたくさんあります。しかも手数料の有無とリターンの大きさには全く関係ありません。誰も確実に儲かる方法なんてわかりませんからね。

投資信託を選ぶときは、必ず「ノーロード」で!!

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信託報酬は1%未満で

次に信託報酬も確認しましょう。信託報酬とは運用にかかるランニングコストの負担で、保有している金額の○○%という形で手数料が決められています。(年間コストなので、毎年取られます。)

投資信託は金融機関やファンドが運営する「商品」ですので、信託報酬は必ずかかってきます。しかしながらその割合はマチマチで、高いものだと数%にもなります。高い方がそれだけ人件費や管理費をかけて運営しているということですが、だからといってリターンが増える保証はありません。

大事なのは誰に任せるかではなく、どの地域、どのアセット(株、債券、不動産など)に投資をするかです。信託報酬は1%未満で、似たような商品の中から安いものを選びましょう。

時価総額は大事だけどほどほどに

投資信託には運用コストがかかるので、儲からない商品は償還(終了)となります。儲からない商品は人気もないので、時価総額が低いのが特徴です。そのような商品からは人が離れていきますからね。(逆に人気のある商品が儲かるわけではないので、ご注意ください!)

時価総額が全てではありませんが、明らかに人気のない投資信託は避けるのが賢明です。

分配金には注意

分配金とは株式における配当金のようなものですが、その内容には注意が必要です。通常分配金は配当金と同様に運用によって得た利益を投資者に還元するもので、投資をしている側としては純粋な「利益」と捉えられがちですが、投資信託の分配金には別の側面があります。

それは評価額の切り売り(分割での償還)です。例えば単価が10,000円の投資信託が利益が出ていない状態で200円の分配金を出したとします。そうするとこの投資信託の単価は9,800円に減少し、得られた200円は評価額と相殺される形となります。もちろんこの場合、投資している側に利益はないので税金はかかりませんが、償還された200円は現金になるものの、そこから利益を生み出すことはありません。結果としてマイナスのトータルリターンになる可能性が高くなります。

投資信託として得られた収入を投資家に還元する目的なら良いですが、必ずしもそうでない場合があることを認識しておくことは重要です。毎月分配の投資信託があれば、その分配金がどのように支払われているかは注視しておきましょう。

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投資信託を勧めてくるワケ

私からのアドバイスとして、投資信託そのものに関わるものではないのですが、注意しておきたい点を記載します。

投資信託は証券会社のみならず、銀行やファンドなど幅広い金融企業が取り扱っています。特に銀行であれば預金がありますので、それを使った投資の勧誘というのも少なくないと思います。一見魅力的だと思いますが、投資をするにあたっては注意が必要です。これまで述べてきた購入手数料や信託報酬は妥当でしょうか?みかけの数値に踊らさされていませんでしょうか?長期投資は投資として非常に有用な考え方ですが、それ以上に手数料を支払ってしまっては元も子もありません。

ではなぜこんなにも多くの投資信託が登場したのでしょう?その背景には信託報酬による収入があります。金融機関は投資商品から利益を得る必要があります。一方で投資家はファンドに手数料に払うことなく、純粋な投資対象からの収益を得たいと考えます。投資信託を扱う企業と投資家の間では、一見同じ目的に見えますが実は相反する利益構造となっているのです。つまり金融機関が勧める投資信託というのは、金融機関目線で儲かる商品であるため、必ずしも投資家目線で儲かるものではないということです。

まとめ

投資信託を選ぶ際の基準をさらに複雑化させてしまったかもしれませんが、これだけは認識してもらえたらと思います。投資信託は金融商品であり、収益構造が存在します。つまり投資信託を購入し、それを保持する費用は見えない誰かにお金を搾取されている状況です。

これは必要経費と考えることができるかもしれませんが、市場の動向を読むというのは非常に難しい行為です。であれば自分で選んだ株や債券を保有した方が精神衛生上有利だと感じています。

投資に正解はありませんが、少なくとも投資にかけるランニングコストがリターンに直結しないことを考慮すると、投資以外の部分でかかる経費(手数料など)は極力節約するようにしたいですね。

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